出典:intergate
こんにちは!
11月23日に放送される『激レアさんを連れてきた!』に出演される高野鮮誠さんがなんだかヤバそうな人だと思い、調べてみたらもんのすごくヤバい人だったのでご紹介します!
いやぁ…
これはヤバいぞ…
こんな人がいたのか?!!と筆者は驚愕いたしました!
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目次
UFOマニアの公務員が52億円をかけて宇宙博物館をつくった?!
高野さんは石川県羽咋市を限界集落から蘇らせた『スーパー公務員』とよばれるすごい方。
この蘇らせ方がとにかく常軌を逸しているんです。
すごいなんてもんじゃなく、すごいんです。
まずはプロフィールから。
高野鮮誠さんのこと、めっちゃ知りたい!
高野鮮誠さんプロフィール
1955年11月2日生まれ
石川県羽咋市出身
職業 氷見市地方創生アドバイザー、立正大学客員教授、僧侶
1977年石川県羽咋高校卒業後、上京し、11PMなどの放送作家になる。
その後、立正大学仏教学部を卒業。
実家がお寺でお父様が僧侶だったことから、自分も仏教の道に進もうと立正大学に進むも、いざ授業がはじまると、なんだか自分の興味があることと違うなと違和感を感じる。
在学中、銀座の洋書屋さんに通い、様々な本を読み漁っている時に出会ったUFOなどの航空宇宙の分野に強く興味を持つようになる。
当時、本を読んでいて疑問が湧いてもその分野を精密に書いている本が日本にはなく、その分野で最前線だったスタンフォード大学の教授に手紙を書いてみたところ、段ボール箱1箱分の論文と質問への返信が返ってくる。
その経験ですっかり航空宇宙の世界へはまり込んでしまった高野さん。
山のように送られてきた論文を読んだとき、高野さんはこう思います。
「自分で体験して調べた人の話しは非常に納得がいくことを実感した。」
それから高野さんは「自分の好きなことをやろう!」決意し、科学系雑誌のライターのアルバイトを始めます。
結局大学も中退し、雑誌だけでなく、UFOのことを扱うテレビ番組の放送作家なども手掛けるようになり、フリーランスとしての活動をしていく。
…ていうか…
スタンフォード大学の教授に直接質問の手紙を送るところがすでにすごい…ですよね…
それに段ボール1箱分の論文を読めてしまうところもすごい…
なんなんでしょうか?この方は…
出典:毎日新聞
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公務員になったのはこれが理由。
UFOのことをお仕事にしていた高野さんに転機が訪れたのは30歳間近の時。
住職であるお父様に「継ぐ意思はあるのか?」と尋ねられました。
お兄さんと高野さんで話し合いをするも、結局高野さんが継ぐことに。
この時「あぁ…嫌だな…」と思った高野さんは半ば諦めの気持ちでお寺を継ぐことになりました。
立正大学に入り直し、地元にもどってお寺の僧侶になった高野さん。
お寺だけでは食べて行けず、父親と同じように公務員をやりながら僧侶をすることに。
高野さんはいやいやながらお寺を継ぎ、仕方なく公務員になったのですね。
「やれるもんならやってみろ」で火がついた町おこし。
嫌々ながら2つの仕事に取り組み始めた高野さん。
役場では村おこし担当の人の下につく。
「町づくりはいつから始めるんですか?」となかなか動き出さない村おこし事業に疑問を「抱いた高野さんが上司に聞くと逆鱗に触れてしまう。
「お前、やれるもんならやってみろ!」
そう言われた高野さんは本腰をいれて町おこしを始めます。
地元に人たちに話を聞いて回る日々で気付いたことは「自分たちの町の悪いところはすぐでてくるも、良いところがなかなか出てこない。」でした。
だったらこの町の一番を考えよう!と羽咋市の1番を集めたギネスブックを作ることに。
すると…
UFOの情報が乗っている古文書を見つける!!
ギネスブックを作る過程で、羽咋市上空に麦わら帽子のような物体が飛んでいたと書かれている古文書を見つけます!
高野さんは「これ、UFOじゃん!」と思い、その古文書1つだけで「羽咋市はUFOでまちづくりをします!」と他県に広めていきます。
え?!!!
ちょっと待って!!
古文書1つで決めちゃって、しかも広めちゃうってどうなんですか?!!
UFOの国際シンポジウムを開くために1公務員が首相に掛け合う?!
話題作りと実績作りの為、高野さん羽咋市でUFOの国際シンポジウムを開く宣言しますが、蓋を開けてみると費用が6000万円ほどかかるということがわかります。
市からでる予算はたった100万円。
高野さんはいろんな企業を回って資金を集めます。
結果的に100社ほどから4000万円の資金が集まりますが、それを面白く思わなかった地元の自民党議員さんが「公務員が資金集めなんてけしからん!」と反対を受けてしまいます。
困った高野さんがとった行動がこちら。
首相官邸に電話をかけた。
は?!!
1公務員が首相官邸に電話をかける?
すると当時首相だった海部さんの秘書さんに繋いでもらうことができ、話してみるとその秘書さんが羽咋市出身だったそう!!
どんだけ引きが強いんでしょうか?
「羽咋市に恩返しがしたい。」という秘書さんが首相に伝えてくれ、後日海部首相から「大成功裏に終わられんことを祈ります」と書かれているFAXをもらうのです。
このことがあり、見事UFO国際シンポジウムが開催されると、限界集落だった羽咋市に5万人ほどの人が押し寄せたのです。
大成功だーーー!!!
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予算0からスタートした町おこし。25億かけて施設作っちゃいました。
その後、結局高野さんは25億円の資金を国からもらいうけ、「コスモアイル羽咋」を作ってしまいます。
この施設はメインは宇宙科学博物館。
ほかには900席のコンサートホール、市立図書館、研修室などを兼ねそろえた市の複合施設です。
こちらにはなんと!!NASAが実際に使っていた本物のロケットや、旧ソ連の本物の宇宙船が展示してあるそうです。
詳しくはこちら⇒コスモアイル羽咋 HP
すごいですよ!!
やってみなきゃわからない。バカにならなきゃ行動できない。
まっだまだ数々の驚きの行動を起こしている高野さん。
そんな高野さんはインタビューでこんなことをおっしゃっています。
「競争にならない競争をつくろうと思ったんだ」
前例を見て真似しようなんて思っても(資金がない地方は)勝てるわけがない。
誰も思いつかないようなことをして、競争相手がいないところで競争をしないといけないんだと。
ふむふむ…。
馬鹿にならないと行動なんて起こせない。
自転車の乗り方をいくら本だけで学んでも仕方がない。
実際に乗って見なければ乗れるようにはならないんです。
転びながら何度も繰り返し乗っていたらいつのまにか身体がバランスをとれるようになっている。
だから馬鹿になってやらなきゃだめだ。と高野さんは言います。
あぁ…
身につまされます…
まとめ
情報ばかりを集めて安全な道を行こうとする私たち。
現代はそんな人が多いような気がします。
失敗が怖くて二の足を踏みますよね…
筆者も含め、そんな人たちが高野さんの言葉に触発され、熱くなり、馬鹿になれば、世の中もっと面白くなる!と強く感じた筆者でした。
高野さんは2016年に市役所を定年退職し、僧侶のかたわら氷見市の地方創生アドバイザーやいろんな大学で講師などをされています。
11月23日放送の「激レアさんを連れてきた!」、絶対観ます!!