出典:俺のトレンド!
こんにちは!
ラーメン、好きですか?
筆者は大好きです。
たった1杯の中にもんのすごい量のこだわりと研究がつまっているラーメンはやっぱり食べればわかります。
11月17日放送のプロフェッショナル仕事の流儀に出演する竹井和之さんは『ラーメンバカ』と呼ばれるほどの男性。
福島県白河市を『ラーメンの街』として知名度をつくった立役者を父に持ち、自らもラーメン作りに没頭して、今や全国から竹井さんのラーメンを求めてたくさんの人が訪れる名店にした竹井和之さん。
今日はそんな竹井和之さんの信念と挑戦と奇跡をお伝えします!
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目次
竹井和之さんのこと、知りたい!
竹井和之さんは1955年福島県白河市生まれ。
高校卒業と同時に東京へ就職するも、2年弱で帰郷。
帰郷の理由は父虎次さんのばくちが原因。
ある日、母親から「ばくちで店がダメになる」と連絡が入ったからだった。
和之さんの父親は白河を『ラーメンの街』として全国的に知れ渡らせた伝説の男。
和之さんの父親、寅次さんは「寅さん」の愛称で親しまれたとてもユニークな男性。
寅さんは農業を営む傍ら、中華そば屋で修行をし、独立。
すぐに店は繁盛したが、お金を酒とばくちにガンガンつぎ込みすぐにお店を閉めることに。
寅さんは大のばくち好きで、お店で稼いだお金をそのまま握りしめ競輪場に行ってしまうほどの人。
ただ、寅さんの作るラーメンは群を抜いて評判がよかったそう。
お店を閉めることになってしまった寅さんはお小遣い稼ぎのため(ばくちしたかったがため)「ラーメンの作り方教えるよ」と言い、自分の知っている技術や知識をおしげもなく教えたために白河にラーメン屋が増えることに。
その後しばらくして実家の土地が売れたがきっかけで寅さんは再びお店を持つことに。
そしてさっきの話に戻る。
「ばくちで店がダメになるから戻ってきて」
と東京に出てきていた和之さんは母親から告げられることになる。
やっぱり寅さんはばくちが止められなかったのです。
19歳で父親に弟子入り。先代を超えるには?
ばくちと酒はやめられないが、とにかくラーメンの腕前は素晴らしい父親。
戻ってきた和之さんは19歳で父親の寅さんに弟子入りをして、修行の日々を送ります。
「父親がいる時はひたすら見て覚える。いない時はチャンス!とばかりに自分でラーメンを作ってみる。その繰り返しだった。」
そう語る和之さん。
83年に寅次さんが急逝。
ずっと修行を続けていた和之さんはその後も「いかに先代を超えられるか」ばかりを考えて腕を磨く毎日を送ってきた。
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和之さんのつくる白河ラーメンってどんなラーメンなんだろう?
出典:blog.go
白河ラーメンの特徴は太めのちぢれ麺でキリッとしたしょうゆベースのスープ。
竹井さんがつくるラーメンは細部にこだわりが見えます。
麺は粉から練って足で踏み、3日間熟成させた後、切り出す。
その後手で揉み、ちぢれをだす。
麺の打ち方も竹と綿棒を使い、全身を使って打つ。
手ごね手打ち足踏み手ごね麺ってこと。
麺だけではなく、スープにもかなりのこだわりがある。
きりりとしたしょうゆベースのスープは、豚ガラ、4種類の地鶏のガラ、そして讃岐コーチンの丸鶏をしようした極上のスープに豚の内ももでつくったカエシが加わるかなり手間暇のかかったもの。
その上、豚の内ももでつくったチャーシューは煮豚ではなく、炭火で焼いている。
「美味しいものはには手間がかかるから。うちは商売人ではなく職人の店だから。」
和之さんはそうインタビューで答えています。
商売人ではなく、職人。
まさにプロフェッショナル!!
出典:力の源通信
竹井さんの信念がすごい!リアル鬼滅の刃ですか?
「たくさんの人が俺にラーメンを習いに来るけれど、半端な気持ちではやれないよ。」
そう竹井さんはインタビューに答えます。
早朝4時には起きて、麺、スープの仕込みをひたすら毎日続ける作業はそりゃあ生半可な気持ちじゃできません。
特に麺うちは捏ねも打ちも全身をつかってやる重労働。
その作業は1時間に50食ほどしか作れないそうです。
スープだって重い食材を使って繊細な味を毎日変わらず作り続ける地道な作業。
神経もかなり使います。
必要なのは体力と根気。
修行に来ても逃げ出す人が何人もいるくらいです。
「自分もラーメンやって儲けよう!なんて気持ちでくるのはダメだよ。
自分のラーメンでお客さんに喜んで食べてもらいたい!そんな気持ちがないと絶対続かないよ。」
そんな気持ちがないと白河では通用しないという竹井さん。
そう言えるのも、常に己に厳しく、勘やセンス、気力やバランスを培ってきたからでしょう。
弟子に厳しい竹井さんが一番厳しくしているのは『自分』です。
自分のラーメンを食べて喜んでもらいたい。
お客さんを喜ばせる、幸せになってもらう、そのために毎日自分に厳しく鍛錬する。
え?
リアル炭次郎ですか?!!
『好きじゃなきゃできない仕事だよ。自分で好きな道を選んで来たし、幸せものですよ。
次の代に渡すまでしっかりとしたものを作らせていただきます。』
カッコいい!!!
職人の言葉ですね!!
次の代に繋げる。
そのためにしっかりしたもの作り続ける。
気を抜かずに、怠けずに、真面目に、真摯に。
やっぱりリアル炭次郎だ!!
竹井さんのお店『とら食道』はこちら。
『とら食堂』
店舗基本情報
店名 | とら食堂 (とらしょくどう) |
---|---|
受賞・選出歴 | |
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
0248-22-3426 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 | 白河インターから車で7分くらいです。 白河駅から車で5分福島交通 双石停留所 徒歩2分 JR東日本 久田野駅 徒歩49分 JR東日本 白河駅 徒歩62分 *電車は日中1時間に1本です。 バスは昼の時間、ワンチャンスのみ。 <2019-4現在> JR白河駅12:15→双石バス停12:25 双石バス停13:40→JR白河駅13:50休日のみ、双石バス停14:42→JR白河駅14:52も運転される。 とら食堂滞在可能時間:平日Max75分、休日Max137分久田野駅から2,701m |
営業時間・ 定休日 |
営業時間 11:00~14:30(土・日は14:00) 日曜営業 定休日 月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み) 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。 |
出典:たべログ
こちらにも詳しく載っています。⇒ラーメンデータベース
【食のテレビ情報/ラーメン店主・竹井和之】
自らを「ラーメンバカ」と呼び、福島・白河で40年にわたって一杯のラーメンに情熱を注いできた竹井和之氏。白河ラーメンの代名詞ともいえる『とら食堂』の二代目店主です。
スープや麺にいたるまで、とこ…
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まとめ
竹井和之さんの生きざまがほんとにカッコよかったですね。
父親の背中を見て、再現しながらも自分の味を求める。
いつだって父親を超えようとしている姿勢。
そしてそれはすべて美味しいラーメンを作ってお客さんに喜んでもらうため。
最高のラーメンを次世代に繋げようと、今だ日々修行を続けている和之さん。
「小学生の時に親父のラーメンを食べてこの世で一番美味い!と感動したんだ。」
そう語る竹井さん。
なんか泣ける!!
この一杯のラーメンの中にいろんなものが詰まっていますね。
ぜったい食べたい!!