こんにちは!
まだまだコロナウイルスの報道が連日されていますね。
ずっと恐怖心を持っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
コロナウイルス蔓延に伴い、マスクの着用率が昨年の2.5倍になったとか。
筆者もたまに電車に乗った時に乗客のみなさん全員がマスクしている光景に「すげっ!!」と驚いてしまいます。
ちょっと前までこんな光景じゃなかったのに…
さて、そのマスク。
実際どれだけコロナウイルスの感染を防げるのか。
先日東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野の研究グループが、新型コロナウイルスの空気伝播におけるマスクの防御効果とマスクの適切な使用法の重要性を明らかにしたそうです。
今日はそのマスクの効果がどれほどなのか、そして素材別に使い分ける方法、で?それで一体いつまでその対策をとり続けたらいいの?!を検証していきたいと思います!!
(筆者はマスクがとても苦手です…)
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目次
東京医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野の研究グループが発表した内容ってどんなの?
これ見て下さい。
出典:https://www.ims.u-tokyo.ac.jp/
この機会、ウイルス噴霧チャンバーというそうです。
この機会で新型コロナウイルスにマスクがどれだけ防御作用があるのか?を検証したそうです。
この実験、実際にコロナウイルスを使用して行ったそうですが、実験を行う方、たいへんだっただろうなぁ…という感想がわきました。
命がけだな…。
コロナウイルスを吐き出すほうと吸い込む方、どちらか一方ずつにマスクを装着して実験を繰り返し、その防御率を計ります。
結果
ウイルスを吸い込む方に布マスク装着→
マスク装着なしに比べウイルス吸い込み量が17%ほど軽減
ウイルスを吸い込む方に不織布マスク装着→
マスク装着なしに比べウイルス吸い込み量が47%ほど軽減
(どちらもウイルスを吐き出す方にはマスクなし)
一方、ウイルスを吐き出す方のマネキンにマスクを装着した場合、布マスクも不織布マスクも同様に70%ほどウイルスの吸い込み量が減少したと発表している。
うむむー
ここまで見ると、結局感染している方がマスクをしていればかなり感染を防げると感じますね。
ただ、このあとこのように書かれています。
ウイルスの遺伝子はどのマスク着用時においても検出されました。
マスクにウイルスの遺伝子はがっちりくっついていた。と。
そしてこう続けます。
実際の感染者から吐き出された感染性ウイルスがマスクを通過して、感染を引き起こすのかどうかについては今後の更なる解析が必要ですが、マスクのみでは浮遊するSARS-CoV-2の吸い込みを完全に防ぐことができないことを示唆しています。
そうなんですねぇ。
マスクだけで防げない。
そりゃそうなんでしょうねぇ。
そして注意点。
この研究結果はあくまでマスクをきちんと密着させて装着したときの結果です。
マスクと顔を間に隙間が空いていればそこからウイルスが侵入してくる確率は高く、この研究結果の限りではない。
ということで、この研究結果はあくまでもマスクを適切に着用することの重要性の理解と、マスクの防御効果への過度の信頼を控えることを言及しているようです。
河岡教授は「これまで実際のウイルスを使ってマスクの効果が検証されたことはない。マスクをきちんと着用することが重要だと分かった。ただ、マスクをしても完全にウイルスを防ぐわけではないので、マスクを過信しないことも大切だ」と話しています。
マスクだけではなく、手洗いをすること、そして適度な睡眠と健康的な食事、ストレスをためない、などの免疫力を下げない生活をおくることが一番の防御方法なのではないかなぁと筆者は思います。
(そこが難しかったりもしますがね…)
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今回のこの研究は『本物のコロナウイルスを使用』して、マスクの効果を検証したという初めての試みだったようです。
筆者はこれを読んで「初めて?!!」と逆に驚きました。
みんな効果がどれだけあるかわからないままにマスクを着用して、着用していない人をみて非難するとか…
ありえなくないですか?!
びっくりだ!!
それだけみんな必死にコロナ感染拡大を防ごうとしていた現れなのでしょうが…
素材別マスクの使い分けで快適に毎日を過ごそう!
そうはいってもまだまだマスクの着用は求められますね。
筆者はマスクがとても苦手なんですが、それでも外に出る時はしなればダメですよ…ねぇ。
苦しいし皮膚は荒れるし化粧は崩れるし…
でもしなければいけない。
だったらできるだけ快適に、そして安全にマスクをしての毎日を過ごしたいですね。
布マスクは公園などの広々した場所で。不織布マスクは密な場所で。
先ほどの実験結果でわかったように、布マスクでのウイルス吸い込み量は17%減とかなり低い減少率でした。
自分が感染していた場合は周りの人たちに防ぐために布マスクはかなり有効かと思いますが、感染したくない!という場合にはあまり効果が期待できません。
どちらも効果的に防ぐには不織布マスクが有効みたいですが、不織布マスクは肌荒れが気になるという方もいますね。
(ほかの害があるという噂もちらほら…)
(不織布マスクの害についてはこちら→不織布のマスクについて思う)
筆者はできるだけ肌に負担がかからない綿のマスクを使用したいのですが、密の場所に行くときには意味がないのか…
なのでできるだけ快適に過ごすためにマスクを使い分けよう!!
比較的広々した場所では→お肌に優しい布マスク
密の場所では→不織布マスクやN95マスク
(N95マスクってなに?と思った方はこちら→シゲマツ製品情報)
で?ところでいつまでこのマスク装着は続けなきゃいけないの?
って感じませんか?
筆者はめちゃくちゃ感じます。
もう一生外出時にはマスクをしなければいけんくなってしまうのではないか…と。
マスクが苦手な筆者にとっては重要問題。
苦しくて外出が嫌になってしまいます。
加藤官房長官は記者会見でこう言っているそうです。
「政府としても、マスクはせきやくしゃみに含まれるウイルスなどの病原体の飛まつを防ぐうえで高い効果が期待できると考えており、症状がなくても着用を推奨している」
出典:https://www3.nhk.or.jp/
症状がなくても…着用推奨…
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はい。
そうですよね。
で?それはいつまででしょうか?
これは誰もが思っていることなのでしょう。
筆者が「マスク いつまで?」のキーワードで検索してみると(yahoo)2250万件のヒット数でした。
その中でBIGLOBEさんが行ったアンケートがとても印象に残りました。
全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施。調査日は2020年8月5日~8月6日、調査方法はインターネット調査。
結果
1.新型コロナウイルスの流行前と比べて「神経質になった」7割弱
全国の20代から60代の男女1,000人に「新型コロナウイルス流行前と比べて、さまざまなことに対し神経質になっているか」を質問したところ、「そう思う」が23.6%、「ややそう思う」が43.7%。全体の7割弱が以前と比較して神経質になっていると回答。
2.withコロナ時代に強く感じるストレス「常にマスクをつけなければいけない」5割強
全国の20代から60代の男女1,000人に「withコロナ時代になってより強く感じるストレス」を質問すると、「常にマスクをつけなければならないこと」が54.5%で最多に。「withコロナがいつまで続くかわからない不安」(53.4%)、「旅行ができないこと」(43.1%)と続いた。
これがいつまで続くのか…
同じ不安を持っている人達が多いことがわかりますね。
まだまだ先が見えませんが、みんなが同じ不安を抱えていて、それでもなんとか毎日をおくっているのかと思うと頑張れそうな気がします!
まとめ
マスクを過信しすぎることなく、でも適切に着用する。
ストレスをなるべく感じないように自分で考え、快適な適切な素材を選ぶ。
手洗い、睡眠、食事に気を付け、過度な恐怖心を持ちすぎない。
これがほんっとに重要ですね。
どれだけ続くかまだまだわかりませんが、みんなで励まし合って頑張っていきましょう!!と強く感じた筆者でした。