11月7日放送の『人生の楽園』に出演の板垣洋一さんはオカリナ奏者であり、オカリナ制作者。
『人生の楽園』では洋一さんと妻の文子さんに密着しています。
板垣洋一さんは元銀行マン。
栃木県の益子の支店に赴任したことをきっかけにオカリナに魅了されます。
知識0からはじめたオカリナ作りが銀行を早期退職してまで仕事になっていったのはどういった経緯があってのことでしょうか。
そしてオカリナの魅力とは?
筆者はオカリナの魅力がよくわかっていないので知っていきたいと思います!
板垣洋一さんが何を思って、どうやってこの決心をしたのか気になります。
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目次
板垣洋一さんとオカリナが出会った時。
茨城県生まれ、栃木県育ちの板垣さん。
高校時代にギターに出会い、一時は本気でプロを目指すほどのめり込んでいたそう。
大学卒業後、音楽の道に行かずに地元の銀行に就職。
取引先に勤務していた文子さんに出会い、31歳の頃、結婚。
そしてその後、洋一さんは益子支店の支店長に任命され益子へ行くことに。
益子には『土祭(ひじさい)』という地域のお祭りがあり、そこで必ずオカリナ(土笛)演奏奉納が行われるそうです。
洋一さんはそこでオカリナと出会い、その音色に魅了されるのですが、そのオカリナ(土笛)が益子の土で作られていないことを知ります。
益子は陶芸の街。
オカリナは土笛なのに益子の土で作られていない。
おかしい。
洋一さんは地域のお祭りの際に奉納演奏されるオカリナが益子の土で作られていないのはなぜだ?!と強く思ったのです。
ないのだったら益子の土で自分でオカリナを作ってみよう。
洋一さんは知識0からオカリナを作ってみようと思い立ちます。
もちろん益子の土で。
最初は専門書を片手に益子の土の状態を知りながら、窯元で窯焼きのことも学びながら、何にもわからない状態のまま試行錯誤を繰り返します。
銀行に勤めながら、空いているご自身の時間を全て益子の土で作るオカリナ制作に当てました。
これは並大抵のことじゃないですね。
日々試行錯誤を繰り返しながら、いろんな人からのアドバイスを受ける洋一さん。
そんなある日、オカリナの第一人者の方のアドバイスを受ける機会を得、自信と完成度を増していきます。
コツコツと積み上げた経験から、自信をつけ、そして完成度もどんどんたかくなる洋一さんのオカリナ。
周りの人たちも洋一さんを応援し始めます。
そんなわけで。。。。(どんなわけだよ )出せる5G以上の大きい管を物色・確認。
頑張っても8本しかないので、念には念をいれて確認&微調整。
5G 3本 ・6F 3本 ・7C 2本
全部いったん送ることにしました。
午前中いっぱいかかっ…板垣 洋一さんの投稿 2020年10月22日木曜日
人の熱量ってほんとに人を巻き込みますね。
見ているだけで応援したくなるんでしょうね。
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オカリナと益子焼の魅せられて銀行を早期退職。
洋一さんのオカリナの完成度が増していき、周りの方たちももっとこのオカリナを広めたい!と洋一さんを後押しします。
オカリナ作りのワークショップやオカリナレッスンを希望する声が次第に高まり、洋一さんは背中を押されて決心をします。
この技術を次世代に受け継ぐために、今後はNPO法人として事業化し、オカリナの普及、特に小中学生を対象とした若い世代にその素晴らしさを伝え、地域に貢献する活動をしていきたいと思っています。
銀行を早期退職したのは54歳の時。
ますます本格的にオカリナ作りを始め、57歳の時に「オカリナ工房 土音(ひじおと)」を開いた。
現在62歳。
工房を開いて5年になりますね。
ほんとにすごい!!
工房は実家の1階と2階。開くためにクラウドファンディングも成功させた!
洋一さんの「オカリナ工房 土音(ひじおと)」は空き家になっていた洋一さんの実家を利用しています。
1階が作業場、2階がスタジオ。
このスタジオで演奏された自作のオカリナの音色は動画配信もしているそうです。
出典:readyfor
洋一さんはこの工房をスタートさせるため、クラウドファンディングにも挑戦しています。
目標金額135万円に対し、集まった金額が175万2千円!!!
大成功です!!
そのクラウドファンディングのページに書かれていた洋一さんの言葉がとても素晴らしいのでこちらに載せておきます。
お世話になった益子に役に立てるのでは、という思いでオカリナの販売を開始。
6年前オカリナに携わり始めて、頼りにしたのは、益子の職人さんたちの陶芸に関する技術と心の師匠と仰ぐ、宗次郎さんからのアドバイスのみでした。益子の土を使い、試行錯誤しながら、時間がとれる限りこつこつと技術を磨いてきました。
お世話になった益子への恩返しの思いも込めて演奏活動をしています。
東日本大震災以降はイベントで演奏したり、チャリティでオカリナを販売することが多くなりました。いつしかオカリナは自分のライフワークと呼べるほど、自分にとって重要なものとなり、あわせて2015年1月から、お世話になった益子への恩返しの想いもこめて、「益子焼つかもと」でオカリナの店頭販売と演奏活動をスタートしました。
オカリナ製作技術を若い世代に伝えて行きたい。
もうこのクラウドファンディング自体は終了していますが、このページを見るだけで洋一さんのオカリナへの思いが伝わってきます。
筆者はこれを読んで心から応援したいと思いましたもん!!
よろしければご一読を。→製作技術を次世代に引継ぎ、仲間が集まるオカリナ工房を作りたい
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オカリナ作りに没頭する洋一さんを支える妻、文子さんが素敵。
出会った頃から結婚生活の大半は銀行員だった夫が突然オカリナ作りに目覚めたら、どう感じますかね?
しかも趣味に留まらず、早期退職までしてオカリナ作りを生業にすると言い出したら、どう思いますか?
筆者だったら…うむむ…
支店長にまでなった洋一さんがオカリナにハマっていく姿を文子さんはどんな思いで見ていたのでしょうか。
洋一さんご自身の空いている時間は全てオカリナ作りに当てたとのこと。
これは…妻として淋しい思いをしなったのでしょうか。
ずっと支え続けている文子さん、すごいです。
『人生の楽園』では文子さんのお人柄や想いなども観られるのかが気になります。
とても楽しみです。
洋一さんが魅了されたオカリナの音色を聞いてみよう。(めちゃくちゃ綺麗です!)
では洋一さんが魅了されたオカリナの音色。
実際に聞いてみましょう。
この動画は洋一さんのオカリナの先生でもある中原蘭さんの演奏です。
出典:youtube
聞きました?
めちゃくちゃ素敵じゃないですか?!!
もういっちょいきましょう。
出典:youtube
板垣洋一さんの現在の活動は?
現在洋一さんは自身の工房「オカリーナ土音(ひじおと)」で制作したオカリナを販売。
オカリナはHP販売もされいます。→オカリーナ工房 土音
↓洋一さんの作品です。素敵。
出典:claytone
オカリーナ工房土音のオフィシャルHPはこちら→オフィシャルサイト 土音
洋一さんはオカリナの普及にも努めていて、プロのオカリナ奏者・中原蘭さんと共に市内の交流センターで月2回オカリナ教室を開いています。
その他、佐野市の『高谷オカリナの里』で定期公演なども行ってるそうです。
高谷オカリナの里HPはこちら→高谷オカリナの里HP
まとめ
いかがでしたか?
オカリナの魅力、感じましたか?
筆者は洋一さんをこんなにも引き付けたオカリナの魅力がまだほんの少ししかわかっていないと感じたので、もっとオカリナのことを知っていきたい!と思いました。
オカリナの音色ってめちゃくちゃ綺麗なんですね。
板垣洋一さんの人生を変えたオカリナ。
ここまで没頭できるものに出会った幸せをテレビを通じて一緒に感じたいと思いました。
『人生の楽園』、楽しみです!!